Interview社員インタビュー

「カシケイならではの輝きを求めて、
ダイヤモンドディーリングの
仕事を極めたい」

商品事業部ダイヤモンド課 岩本裕一 (2008年入社)

  • Story.1品質にこだわる
    カシケイの伝統を受け継いで

    入社以来ずっとダイヤモンドルース(裸石)のディーリング、卸売りの仕事をしています。具体的には、海外、国内からルースを仕入れ、ジュエリーメーカー、小売店に提案、販売しています。現在ダイヤモンドルースで世界最大の取引が行われているのはインド、ムンバイであり、コロナ禍以前は3、4カ月に一度ムンバイへ買付に行っていました。また、カシケイのジュエリー製作のためにカシケイ独自の品質基準に合ったルースを調達するのも仕事です。
    カシケイは歴代、品質にこだわった買付を行っています。ダイヤモンドは4Cという国際的な品質評価基準がありますが、さらにカシケイ独自の基準もあり、他には無い品質へのこだわりがあります。よく、「カシケイならではの輝き」と言われます。「ダイヤモンドに力がある」とも。それは、輝きが強くて光がスカッと抜けているような美しさです。言葉にするのは難しいですけど…。

  • Story.2海外で高額取引のプレッシャー、
    良い買付ができた達成感

    入社した頃はジュエリーへの興味よりも、一人で海外に行き自分の裁量で物事を決め、自分の責任で仕入れして販売するのは面白そうだなと思いました。はじめは先輩に同行して学び、交渉に必要な英語はオンザジョブで身につけ、入社して3年目ぐらいに初めて一人でインドに買付に行きました。先輩の意見を聞きながらでしたが、ある程度自由に買付をさせてもらい、バイヤーとして一歩踏み出せた達成感がありました。以来、この仕事一筋です。
    会社を代表して海外へ飛び、高額の買付を行うプレッシャーは大きいです。一方で、達成感や充実感は必ずしも販売できた金額と比例はしません。ダイヤモンドのマーケットは、為替変動や有事の出来事など世界的な状況によって変動しやすいので、その時々の状況下で「良い買付ができた」という確信が自分の中に生まれると、それが達成感につながります。良い買付というのは、値打ちがある、品質・メイクが良い、なかなか手に入らない希少価値の高いダイヤモンドが手に入る、などでしょうか。

  • Story.3ダイヤモンドディーリングの仕事を
    極めるところまで

    コロナ禍で、海外のダイヤモンド研磨工場ではルースの研磨に関わる人が減っており、以前のように稼働できない研磨工場が増えています。コロナが収束しても元には戻らないかもしれません。それでも海外での定期的な買付を再開させ、これからも「力のあるダイヤ」を取り扱って行きたいと思っています。この仕事を極めるところまでやる!というのが目標です。